社員インタビュー
石塚 善輝
[畜産PCチーフ]
2009年 新卒入社
キーワードは「チームワーク」
畜産プロセスセンター・チーフ
Q.入社のきっかけと仕事内容は?
東京の大学に進学したのですが、地元で就職したかったため帰郷して、新卒で入社しました。合同就職説明会に参加したときに担当者から聞いた「生鮮食品が私たちの手元に届く過程」などについて興味を持ち、「お客様の生活を豊かにする手助けができる仕事」であることに大きな魅力を感じたことから入社を決めました。 入社時に畜肉全般を扱う畜産部門に配属されてから、これまでの12年間、同じ部門に携わっています。現在は、畜肉の商品化から店舗への出荷までを一貫して行う「畜産プロセスセンター」で、チーフという立場から、製造から労務管理までを担当し、本部のバイヤー業務にも関わっています。
Q.入社12年間を振り返って、成長したことは?
入社当初は、店舗の先輩社員から指導を受けながら、商品づくりや売り場づくりなどから学びました。畜肉に関する知識はもちろん、商品化のために使う包丁や機械の扱いなど商品化するまでの技術も身に付けることができました。もっとも、新しい機械や技術も次々に出てきますし、スーパーが関わる業務は、畜産の全体からすれば、ほんの一部分です。牛や豚、鶏などが、どのように飼育されて、お客様にどのように届けられているのか。生産者の仕事までをよく理解できているのかというと、まだまだ勉強が必要です。
あと、チームワークの大切さを知ったことですね。特に、お盆や年末などの繁忙期は、従業員の一人一人が、それぞれの役割を自覚して業務に当たる必要性が高まります。私の立場ですと、従業員の役割を明確にして、適切な指示を出すことも仕事になります。皆さんが協力し合って、無理なく、しっかり働いてもらえる環境を作っていくこと。一人でできる仕事ではないので、チームワークがとても大切なんです。
Q.仕事上、特に意識していることは?
「安心・安全」が特に求められる「食品」を扱っていますので、従業員がしっかりとチームワークを発揮して、細心の注意を払い、不備なく店舗に届けることを常に意識しています。
また、お客様のご要望に応えるため、最大限の努力をするようにしています。お客様からは、ギフト向け商品や牛肉のステーキの厚さなどの要望が寄せられることがあります。バイヤーと相談したり、要望に沿えるよう私なりに検討したりするなど、丁寧な商品化を心掛けています。後日、お客様から「おいしかった」「ありがとう」などの声を掛けられると、仕事にやりがいを感じますし、やはりうれしいですね。
Q.業務上でチャレンジしていることは?
日々の業務が順調に回るような改善については、常に考えています。現場じゃないと分からないことって結構あるんです。数字だけ見ても分からないことは、やはり現場で判断していかないといけません。最近、取り組んでいるのは、従業員の労働環境の改善です。どうしても正社員が抱え込んでしまう業務もあり、一部の従業員にとって大きな負担になっているのです。当社では、パートさんのことを「ファミリー社員」と呼んでいるのですが、これら業務の一部にファミリー社員も携わることができる体制へ向けて、少しずつ移行を進めています。今後の業務には良い効果をもたらすものと思います。
Q.職場の雰囲気は?
女性従業員が圧倒的に多い畜産プロセスセンターは、皆さんが協力し合いながら、和気あいあいと働いています。当施設では部門ごとに部屋を分けて作業しており、常に私の目が行き届く環境ではないため、この点は部門のリーダーに補ってもらっています。一人一人の適性に合った業務を提供すること、適材適所に人員を配置することも私の仕事の一部ですから、1日に1~2回は、私自身も部屋を回って従業員に声を掛けるようにしています。リーダーシップを発揮してくれる女性従業員も多く、私は本当に助けられています。
Q.あなたにとってナイスとは?
地域の皆様の生活を支える、重要な役割を担う会社だと思っています。チームワークを大切にしながら、お客様のご要望、ご期待に応えられるよう頑張っていきたいですね。
一日のスケジュール
2:30 | 起床 |
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4:00 | 出勤。書類整理。 |
4:00 | 現場作業(牛肉の商品化作業) |
8:00 | 休憩 |
9:00 | 在庫整理、発注業務 |
10:00 | PC全体の進捗確認(遅延部門へ応援指示を出す) |
12:00 | 休憩 |
13:00 | 書類整理、シフト作成など |
15:00 | 退勤 |
17:00 | 子供と風呂に入る |
18:00 | 夕食。家族でゆっくり過ごす |
人事スタッフの一言
大学進学で上京後、「Aターン」就職した石塚さん。12年にわたり、当社の畜産部門を支えるエキスパートです。本部の畜産アシスタントバイヤーなどを経て、2018年9月から「畜産プロセスセンター」のチーフとして活躍しています。女性従業員の多い職場ですが、細やかな気配りもできる仕事ぶりから、信頼を寄せられています。
畜産プロセスセンター:
秋田市御所野エリアにある畜産物の商品化から店舗への出荷までを一貫して行う部署